『作品』から『商品』へ
仕入れてきた作品を『商品』にするために、いろいろ必要なことがあります。特に古美術は。
例えば浮世絵だと、マットを抜いて額装する。
ガラスであれば、やはり飾ってあったものが多いので、
ざっと水洗いしてほこりを落とす。
外での企画・販売の場合は箱が必要になるので、
作品サイズを測り、箱を注文し、危なくないように詰め物をし、
箱の外に写真を貼る・・・
これでやっと『商品』になる。
ギャラリーでの販売の場合、作品は原則『はだか』の状態。
西洋物は、大体そうです。
お客様の要望があれば、別に承って箱を作る。
毎年恒例、ギャラリー外での企画・販売の準備をする時期になりました。
サイズを測ってそれに合わせた箱を注文するものの、
毎年数点は「???」というものが出てくる。
つくづく、三次元の考え方は苦手なのだなぁ・・・と思う。
それに伴い、この企画販売ではカタログを作成するので
その原稿書きという作業もプラスされる。
このブログでも、たまに専門的?な文章を書いたりしていますが、
調べ物はすごく楽しい作業だけど、まとめて文章にするには
ものすごく時間がかかる・・・
デスクワークは、苦手。