ガラスの器・色とりどり 佐野猛・曜子作品展 (2)
猛さん、曜子さん、お二人とも技法としては吹きとカットです。
まずはそのパーツ作りから始まります。
では、猛さんの作品から。
猛さんの作品制作工程です。
1.外形をそろえたシリンダー状の
様々な色のパーツをつくる。
2.そのパーツを輪切りにしたり
さらにその半分に切る。
3.小さなパーツを切り出して はめ込む。
4.それを積み重ねて、電気炉で溶着。
5.溶着されたガラスを吹き竿に取り
器の形に仕上げる。
6.最後に表面を面取りし、加工する。
そして出来上がったのが この作品です。
![DVC00039[1]_convert_20101015232047[1]](https://blog-imgs-34-origin.fc2.com/a/r/t/artglycine/201010152323278e6.jpg)
![DVC00041[1]_convert_20101015232137[1]](https://blog-imgs-34-origin.fc2.com/a/r/t/artglycine/20101015232326363.jpg)
普通にガラスを吹くだけでは
このようにガラスの色を
段々に色違いにすることはできません。
小さなパーツが色違いではめ込まれているのがわかりますか?
まるで パッチワークのようです。
![DVC00037[1]_convert_20101015232217[1]](https://blog-imgs-34-origin.fc2.com/a/r/t/artglycine/20101015232325be8.jpg)