とーきち パリ日記 2010.9 (8)
『 XXVe Biennale des Antiquaires 』このビエンナーレには
世界各国のハイ・ソサイエティの人々がやってくるため
中の展示ブースも ゴージャス!
さすがに展示風景は写真に取れませんでしたが、
「壁ごと、持ってきちゃったの?」というしつらえとか
それぞれのブースごとに展示の仕方も
ものすごく考えてあります。
古美術のショウとしては世界トップクラスの
ビエンナーレだけあって、
展示品もはんぱじゃない。
ピカソ、シーレ、キリコ、シャガール、
ミロ、デュビュフェ、ジャコメッティなどなど・・・
「今のお金持ちは、こういうものを求めているんだ・・・!」
というのがよくわかります。
はっきりいって、美術館の展示品より
ずっとずっとコンディションのよい作品や
カタログレゾネに掲載されるような
トップクラスの作品が そこかしこに
展示されています。
「なんでこの時代の、
こんなにコンディションのいい作品が
こんなに並んでいるわけ???」 と
眼が点になるばかり。
ため息しか出てきません。
キャプションには もちろん値段はついていないけど
赤丸はしっかりついていました
