光と造形 あたらしいガラスのかたち (6)

『 ツヅレオリ 2009 』 h29.3 × w29.3 × d5.3 cm
竹本亜紀さんの作品です。
竹本さんの作品は 小さなガラス片
それぞれに模様を描き
それをパッチワークのように
つなぎ合わせています。
そのつなぎ合わせたガラス板が
幾層にも重なり、まるで織生地のようにも
見えます。
光の加減で 幾重もの模様の層が
透けて見えたり見えなかったり。
表情もくるくると変わります。
現在はこういったオブジェ的な作品が
多いのですが
建築関係でも使われたことがあるとか。
竹本さんの作品の形状は 「平面」 なので
ステンドグラスのように壁にはめ込んで
あかり取りの窓にすると きれいだろうな・・・・
いろいろな想像が膨らみます。