交換会
昨日は浮世絵の交換会の大会があり、東京に行ってきました。『 交換会 』。
名前のとおり、「作品を交換する」。
とはいえ、ただで・・・というのはあり得ないので
売買をします。
セリ、ですね。
それでその売買に対しての手数料で、会を運営するわけ。
浮世絵に限らず、どんなものでも交換会があるので
毎日のように、どこかしらで、いろいろな会が行われています。
交換会は、日にちが決まっているので
「この会は何日、あの回は何日」と、予定もたてやすい。
業者さんは、そのジャンルによって、
出席する会を決め、動きます。
とはいえ、誰でも参加OK!という訳ではありません。
組合が運営する会では、組合員および準組合員。
誰かからの紹介でないと参加できない会も、
もちろんたくさんあります。
会を運営している業者さんによっても
規模は異なるし、扱われる価格帯もピンキリ・・・です。
他にも業界独自の常識・・・はいろいろありますが
昨日の交換会について。
この時期を考えると、大盛況でした。
以前 「浮世絵の業者さんはアカデミックでインターナショナル」という
ブログを書きましたが、
昨日も10名以上の外国人が参加。
ビック・ディーラーの方ばかり。
また、とても珍しい作品も沢山出て、さすが!大会!!!
私も末席に座らせていただき、
久しぶりに浮世絵を触り、動きを見て、勉強させていただきました。
多くの会が昔ながらの形態をとっているのですが
畳の部屋に車座になり、
作品を回し、セリをする。
最近は正座をする機会も減ったので
丸一日正座・・・というのは、きつい

しかも、かがんで作品を見るので
体勢は、苦しい。
今日は体が硬くて痛いです。 とほほ
