戸塚

Web Museum
保永堂版 東海道五十三次 戸塚
東海道五十三次の第六番目。
「元町別道」と題し、宿場の東入口吉田橋あたりを描いています。
左側茶屋の看板は「古めや」、(すみません、くずし字が出ません・・・)
また大山構中などいくつもの構札もみえます。
「構」とは、伊勢構、富士構、大山構など
神仏信仰のために組織をつくってお参りする人々のこと。
信仰とはいえ、この当時旅が一般化してきたことを
物語っています。

さて、変わり図。
どこが変わっているでしょうか?
旅人は馬に乗ろうとする姿に、茶屋に格子が入る、
山が小さくなる・・・
まだありますが、大きな違いはこのくらいです。
カテゴリ : Web Museum (浮世絵)