保土ヶ谷
Web Museum保永堂版 東海道五十三次 保土ヶ谷
東海道五十三次の第五番目。
「新町橋」と題し、帷子橋(新町橋)をわたって
宿場へとはいっていく旅人を描いています。
茶屋に二八そばの看板が見えますが、
さて、「二八蕎麦」とは?
①蕎麦粉八,うどん粉二の割合で打った蕎麦。
寛文(1661~1673)頃定式化したものという。
②(天保頃、もり・かけ一杯の値が十六文だったことから)安価な蕎麦。
(広辞苑による)


さて、保土ヶ谷は変わり図がないので、同じ図柄を2点。
でも摺りの具合によって、印象がかなり違ったものになっています。
これを『Impression』(刷の状態)といって
版画では非常に重要な要因なのです。
なぜ重要なのかって?
続いて読んでいけば、自然とご理解いただけると思います。
カテゴリ : Web Museum (浮世絵)