東海道
浮世絵でも風景画の代表的テーマであり一般でもよく使われる『東海道』。
この名前の由来をご存知ですか?
東海道とは、畿内(大和、山城、河内、和泉、摂津)の五ヶ国から見て東、
江戸日本橋からはじまり、海に沿う十五ヶ国の沿海諸国を通って
京に至る街道のことです。
(山の道である「東山道」に対しての「東海道」です)
徳川家康が江戸幕府開闢2年前、1601年(慶長6年)に
東海道に伝馬制度を設けたのが、いわゆる「五十三次」のはじまり。
江戸日本橋から京都の三条大橋まで126里6町1間(約496Km)の間に
五十三の宿駅があり、伝馬や人足を継ぎ(次)立てたので「五十三次」と
呼ばれるようになりました。